尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の国政遂行に期待すると答えた人の割合が就任式後にやや下がったことが16日、わかりました。
世論調査会社「リアルメーター」が9日から13日にかけて全国の18歳以上のおよそ2500人を対象に行った世論調査によりますと、尹大統領の国政遂行について「うまくできると思う」と答えた人は51.2％でした。
これは就任式前の週の調査に比べて0.2ポイント下がっています。
「うまくできないと思う」と答えた人は44.2%で、先週に比べて0.4ポイント下がっています。
政党支持率は保守系与党「国民の力」が前週より1.7ポイント下落した48.1%、革新系最大野党「共に民主党」は0.1ポイント上昇した37.8%でした。
リアルメーターは「共に民主党」の支持率について、党の重鎮だった朴完柱（パク・ワンジュ）国会議員が性的事件を起こした疑惑で除名されたことが反映されたと説明しました。
一方。尹大統領と「国民の力」の場合、就任式や新政権発足などがあったものの、支持率上昇にはつながらず、リアルメーターは大統領室の秘書官や閣僚の人事問題が影響したと分析しています。
この調査の信頼水準は95％、標本誤差は±1.9ポイントです。
詳しい世論調査の結果は、リアルメーターと中央選挙世論調査審議委員会のホームページで確認できます。