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国際

中国外相「韓中はデカップリング警戒すべき」 米IPEF構想をけん制

Write: 2022-05-17 12:32:38Update: 2022-05-17 13:42:15

中国外相「韓中はデカップリング警戒すべき」 米IPEF構想をけん制

Photo : YONHAP News

中国の王毅外相は、アメリカが提唱するインド太平洋経済枠組み(IPEF)に韓国が参加することをけん制して、「韓国と中国はデカップリングの否定的な側面を警戒し、グローバルサプライチェーンを安定的に維持する必要がある」と指摘しました。
中国外務省のホームページによりますと、王毅外相は16日、朴振(パク・チン)外交部長官とのテレビ会議で、両国間で強化すべき事項としてコミュニケーション強化、互恵協力、人的交流、国際協力や地域安定の4つに言及し、互恵協力を実現するためには「デカップリングを警戒すべき」と強調しました。
この発言は、アメリカのバイデン大統領が今月下旬、韓国と日本への歴訪を機に発足するとみられる、インド太平洋経済枠組み(IPEF)に韓国が参加することをけん制するねらいがあるものとみられてます。
インド太平洋経済枠組みは、中国が世界最大の自由貿易協定、RCEP=地域的・包括的経済連携協定を主導し経済的影響力を強めることに対抗するためにアメリカが打ち出した構想です。
王毅外相のこうした発言に対し、朴長官は「相互尊重と協力精神に基づき、中国側とより健全かつ成熟した関係を構築できることを期待している」と述べたということです。
朴長官はまた、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の当選が決まってすぐに習近平国家主席から電話でお祝いのメッセージがあったことや、大統領就任式に王岐山国家副主席が参加したことに新政府を代表して謝意を表したということです。

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