サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トッテナムでプレーする韓国代表FWソン・フンミン（29）は、アジア人初のプレミアリーグ得点王に輝きました。
ソン・フンミンは、韓国時間の23日、リーグ最終38節のノリッジ戦で2ゴールし、今シーズンの得点を23点に伸ばし、同じく23日に１ゴールを挙げたリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーと並んで、アジア人としては初めてプレミアリーグの得点王に輝きました。
得点数はサラーと同じですが、サラーがPKで５得点したのに対し、ソン・フンミンは23得点すべてがフィールドゴールとなっています。
これまでのプレミアリーグ得点王で、PKによる得点がないのは、ソン・フンミン選手が4人目です。
チームも5対0で快勝し、チャンピオンズリーグ出場権を獲得しました。
尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は23日、ソン・フンミン選手に祝電を送り、「得点王はソン・フンミン選手個人の栄誉にとどまらず、アジアサッカー界をあげて祝うべきこと」としたうえで、「新型コロナウイルスによる苦しい時期を経験した韓国国民にとって、ソン・フンミン選手の得点王はこの上ない希望のメッセージだ」とたたえました。