G7=主要7か国の外相などが先月30日、北韓によるICBM＝大陸間弾道ミサイルの発射を強く非難する内容を盛り込んだ共同声明を発表したことについて、北韓の外務省は「断固として、糾弾し排撃する」と反発しました。
G７の外相は共同声明で、北韓によるICBM級の弾道ミサイルの発射を「最も強いことばで非難する」として、北韓に対し、国連安保理決議に従い、大量破壊兵器と弾道ミサイル計画を完全かつ検証可能で不可逆的な方法で放棄し、対話に応じるよう求めました。
これを受け、北韓の外務省は6日、「主権国家の合法的な自衛権に対する乱暴な侵害行為であり容認できない内政干渉」として、断固として糾弾し排撃すると非難しました。
そのうえで、「我々は、米国の対北韓敵視政策の産物である国連安保理決議を認めた覚えはない」として、アメリカとその追従勢力が北韓に対する圧力に固執するのであれば、北韓の自衛措置はさらに加速するだろうと警告しました。