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サイエンス

韓国型ロケット「ヌリ号」 21日に打ち上げに再挑戦

Write: 2022-06-20 10:47:35Update: 2022-06-21 17:47:24

Photo : YONHAP News

韓国独自の技術で開発した国産ロケット「ヌリ号」は、センサーの信号異常が確認されて打ち上げが中止されたあと、部品を交換し、再び21日に打ち上げられることになりました。
科学技術情報通信部と韓国航空宇宙研究院は17日、「センサーの信号異常に対する技術的改善措置を終え、21日に2回目の打ち上げを行う」と発表しました。
「ヌリ号」は当初15日に2回目の打ち上げを行う予定でしたが、天候の悪化により15日の打ち上げが16日に延期され、さらにセンサーの異常で16日の打ち上げも中止となりました。
一部では、センサーの異常問題が早期に解決しなければ、気象条件が整わず、打ち上げが1か月以上先になるとの見方も出ていました。
レベルセンサーを交換するにはロケットの1段目と2段目を分離する必要があるとされていましたが、核心部品だけを取り外して交換することができたため、21日に打ち上げることになったということです。
「ヌリ号」は、20日に発射台に移され、起立作業を経て発射台に垂直に固定されたあと、発射に向けた最終点検に入ります。
これらの過程が順調に進めば、科学技術情報通信部は21日、気象条件などを踏まえて最終的に発射時刻を決めることになります。
気象庁によりますと、「ヌリ号」が打ち上げられる全羅南道(チョンラナムド)高興(コフン)郡の羅老(ナロ)宇宙センターの上空は、高気圧のへりにあたって雲が広がりやすく、秒速1~3メートルの風が吹くと予想され、21日は曇りがちで雨が降る見込みですが、発射に影響を与えるほどではないということです。

★2022年6月21日修正

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