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サイエンス

航空衛星1号機の打ち上げに成功 測位誤差1メートル以下に

Write: 2022-06-23 13:00:49Update: 2023-01-02 17:18:27

航空衛星1号機の打ち上げに成功 測位誤差1メートル以下に

Photo : YONHAP News

位置測定の誤差を1メートル以下にする韓国型航空衛星サービス(KASS)の運用に向けて「航空衛星1号機」が打ち上げられ、打ち上げに成功しました。 
国土交通部によりますと、航空衛星1号機は韓国時間の23日午前6時50分ごろ、南米ギアナにある宇宙センターから打ち上げられ、フェアリング分離、1段目分離などが正常に行われ、打ち上げからおよそ28分が過ぎた午前7時18分ごろ、打ち上げに成功したことが最終的に確認されたということです。
航空衛星1号機はおよそ12日後、高度3万6000キロの静止軌道に入る予定です。
軌道に乗れば、信号テストなどを経て2023年から本格的なサービスを始めることになります。
韓国型航空衛星サービスは、現在15~33メートルほどのGPSの測位誤差を1.0~1.6メートルほどにリアルタイムで補正し、正確な位置情報を航空機に提供する韓国の衛星航法補強システム(SBAS)で、世界で7番目に国際民間航空機関(ICAO)に正式登録されました。
これまでのGPSは、信号が電離層を通過する際などに誤差が生じましたが、韓国型航空衛星サービスは、航空衛星や地上の基準局、中央処理局などの施設を通じてこの誤差を大幅に補正します。
航空衛星1号機は、マレーシアの通信・放送用衛星を15年間、リースしたもので、サービスのための中継器が搭載されています。
ヨーロッパの航空機大手「エアバス」が制作し、重さは5.7トンです。
韓国の上空に常に静止しているように見える静止衛星であるため、24時間、全国どこからでも、誰もが無料で信号を利用できます。

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