韓国株式市場のKOSPI＝韓国総合株価指数と店頭市場のKOSDAQは、6月に入って世界の株式市場で最も高い下落率を記録しました。
韓国取引所によりますと、KOSDAQは24日750.30で取り引きを終え、5月末の893.36から16.01％下落しました。
同じ期間、KOSPIは2685.90から2366.60へと11.89％下落し、KOSDAQの下落率は世界1位、KOSPIは2位となりました。
株価収益率を見てみますと、韓国は、5月の物価上昇率を前の年と比べると60.7％も上昇し、6月中旬に政策金利を52％へと3ポイント引き上げたアルゼンチンよりも低くなっていました。
とくに、周辺のアジア諸国が6月には比較的好調だったのに比べると、韓国の下落振りが目立ちます。
今月に入って中国の上海総合指数は5.13％、深セン総合指数は9.25％上昇し、香港のハンセン指数も1.42％上昇しました。
日本の日経平均株価は2.89％の下落にとどまりました。
この期間で収益率が最も高かったのはロシアで、5月末に比べて17.12％上昇しました。