中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、4日午前0時までに新たに6253人が確認されました。
1週間前の先月27日に比べると、およそ2800人も多く、月曜日の発表では5月23日以降で最も多くなっています。
新たな感染者のうち海外からの入国者は164人で、11日連続で100人を上回りました。
先月から実施された入国者の隔離免除や国際線航空便の増便で入国者が増えたことが影響したものとみられます。
この1週間の1日平均の新たな感染者数は、およそ9500人で、1週間前に比べておよそ2400人増えています。
減少傾向を示していた新たな感染者数が再び増加に転じており、防疫当局は再流行に備えた対策に力を入れています。
その一環として、4日からは、労働者が病気やケガのために会社を休んだ場合に手当を支給する「傷病手当試験事業」が、ソウル鍾路（チョンノ）区、京畿道（キヨンギド）富川（プチョン）市、慶尚北道（キョンサンブクド）浦項（ポハン）市など6つの地域で行われます。
これら6つの地域に居住する15歳以上65歳未満の就業者が対象で、賃金労働者だけでなく自営業者や芸術家、配達アプリなどアプリで雇用された、プラットフォーム労働者なども含まれます。
手当は、最低賃金の60％に当たる１日4万3960ウォンで、国民健康保険公団のホームページまたは管轄の支社を訪問して申し込むことができます。