韓国唯一の砕氷研究船「アラオン号」 が、3か月間の北極海航海に向けて、4日、仁川(インチョン)港を出発しました。
アラオン号は、今回、ベーリング海、東シベリア海、ボーフォート海などで観測し、地球温暖化が北極の生態系や海底に及ぼしている影響を調査します。
アラオン号には、最大水深3500メートルのベーリング海の海と空の変化を、同時に観測できる最先端の装備が搭載されており、収集されたデータはリアルタイムで仁川の韓国極地研究所に送ってきます。
極地研究所は「今回の航海で、北極海がどのように変わったか、変わった北極海が私たちの暮らしをどのように変えるのか、気候変動の原因とその結果が何なのか、答えを探してくる」としています。