中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は8日午前0時までに新たに5万5292人が確認されました。 
先週に比べると1.2倍、2週間前に比べると1.5倍増え、月曜日としては17週間ぶりにもっとも多い数となりました。
亡くなった人は29人で、致死率は0.12%となりました。
防疫当局と専門家によりますと、今週中に1日の新たな感染者の数が15万人のレベルにまで上昇し、今回の流行のピークに達するということです。
その後、新たな感染者の数が緩やかに減少するものの、再流行が相当期間続くとの見方を示しました。
8日からは新たな抗体治療薬「Evusheld」の投与が始まります。これは、ワクチン接種を受けても、抗体が上手く形成されなかったり、ワクチン接種が難しい重症免疫低下者を対象としたもので、薬物を注入して抗体を生成させるワクチンとは異なり、体内に抗体を注入して新型コロナを予防する薬です。
「Evusheld」は、ことし合わせて2万回分が韓国に導入される予定で、効果は接種からおよそ6か月間続くということです。