アメリカのマイクロソフト社の創業者で「ビル＆メリンダ・ゲイツ財団」の共同議長を務めるビル・ゲイツ氏が来週、韓国を訪問し、国会で演説します。
国会議長室が9日に明らかにしたところによりますと、ゲイツ氏は16日午前、金振杓（キム・ジンピョ）国会議長と会談し、その後、国会予算決算特別委員会で国会議員を対象に新型コロナウイルスに対応するための国際協力と支持を求める演説を行うということです。
ゲイツ氏は、未来の感染症への対応に向けた国際連携についても重要性を強調し、韓国の協力を要請するものとみられます。
ゲイツ氏は、金国会議長の招きで韓国を訪問するということです。
ゲイツ氏が韓国国会で演説するのは2013年4月以来、およそ9年ぶりとなります。
当時、ゲイツ氏は、「スマートな寄付：より良い世界とより強い韓国に向けた革新」というテーマで演説しています。
ゲイツ氏は、今回の韓国訪問の期間中に尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領と面会する可能性があるとみられています。
また、ゲイツ氏は、これまで韓国を訪問した際には経済界の要人に会っており、サムスン電子の李在鎔（イ・ジェヨン）副会長や SKグループの崔泰源（チェ・テウォン）会長などとの面会が実現するか、注目されています。