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国際

慰安婦被害の公開証言から31年 独ベルリンで集会

Write: 2022-08-15 13:22:10Update: 2022-08-15 13:25:18

慰安婦被害の公開証言から31年 独ベルリンで集会

Photo : KBS News

旧日本軍慰安婦被害者による被害の証言から31年を迎え、ドイツ・ベルリンのブランデンブルク門前の広場では現地時間の14日、記念集会が開かれ、市民団体の活動家やドイツ市民、ドイツ在住の韓国人女性や日本人女性など70人あまりが参加しました。
集会を主催したベルリン在住の日本人女性でつくる市民団体「ベルリン女の会」は、「31年前の1991年8月14日に韓国で初めて故金学順(キム・ハクスン)さんが慰安婦としての被害を公の場で証言してから、アジア各地の慰安婦被害者が公開証言に参加し、日本政府に謝罪と個別賠償を要求した。ところが、日本政府は責任を否定し、被害者の要求を拒否している。日本政府は、歴史からこの部分を消し、慰安婦に関する言及を歴史教科書から削除しようとしている」と指摘し、「われわれは、日本政府の歴史歪曲に反対し、対抗する」と述べました。
共同主催した韓国系市民団体、コリア協議会のハン・ジョンファ代表は、「金学順さんの勇気は、被害を受けた数百人の女性たちが沈黙を破る契機になった」としたうえで、「被害女性がどんどん亡くなっている。われわれは戦争地域の女性に対する性暴行を中断するよう求める」と訴えました。
故金学順さんは、1991年8月14日に韓国で初めて慰安婦としての被害を公の場で証言し、日本政府を相手取って訴訟を起こしています。
これを記念して、韓国政府は2017年に、1991年8月14日を国家記念日「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」に制定しています。

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