韓国の映画産業の売上げが回復し、3か月連続で新型コロナ禍前の水準となっていることがわかりました。
映画振興委員会がまとめた「7月の韓国映画産業の決算」によりますと、韓国の映画産業の先月の売上高は、前の年の同じ月に比べて1.5倍に増えて1704億ウォンでした。
新型コロナ禍前だった2019年7月より7.4%少ないものです。
映画産業の月間の売上高は、政府の感染対策「社会的距離の確保」が解除されたことし5月以降、コロナ禍前の水準を回復し、3か月連続で維持しています。
先月の映画興行ラインキングは、1位が、「トップガン」の36年ぶりの続編となるトム・クルーズ主演の「トップガン マーヴェリック」で、7月だけで520億ウォンの売上となり、全体の売上高の38.7%を占めました。
2位はマーベルの最新作の「ソー:ラブ&サンダー」で、全体の17.2%の294億ウォン、3位は韓国映画「閑山(ハンサン):龍の出現」で、公開から5日間で全体の13.7%の234億ウォンをそれぞれ売上げました。