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経済

企画財政部「景気鈍化が懸念される」 経済動向報告書で

Write: 2022-08-19 11:49:41Update: 2022-08-19 11:57:17

企画財政部「景気鈍化が懸念される」 経済動向報告書で

Photo : KBS News

企画財政部は、最近の韓国経済について、「景気の鈍化が懸念される」との見方を示しました。
企画財政部は19日に発表したグリーンブック=経済動向報告書の8月号で、最近の韓国経済について、「海外の経済状況の悪化などにより、物価上昇が続くなか、今後は、輸出回復への制約などで景気の鈍化が懸念される」と分析しました。
政府がグリーンブックで景気減速に懸念を示したのは6月に続いて3か月連続です。
7月の消費者物価指数は、前の年の同じ期間に比べて6.3%上昇し、アジア通貨危機の影響を受けた1998年11月(6.8%)以来およそ24年ぶりの高水準となっています。
ただ、国際原油価格と国際穀物価格が下落に転じ、物価上昇傾向がピークを迎えるとみられ、9月から10月にかけて物価上昇の勢いが鈍化すると予想されるということです。
経済状況に対する消費者の心理を総合的に示す消費者心理指数は7月に86と、前月に比べて10.4ポイント悪化し、2020年9月以来初めて90を下回りました。
消費者心理指数が100を下回ると、今後の消費支出を減らすという消費者が、消費を増やすという消費者より多いことを意味します。
7月の輸出は、前の年の同じ期間に比べて9.2%増え、2か月連続で一桁台の伸び率となりました。
一方、6月の全産業生産は、前月に比べて0.6%増え、2か月連続の増加となり、半導体の需給がやや改善したことが背景にあるとみられています。

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