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社会

韓国の死因1位 10~30代は「自殺」 40代以上は「がん」

Write: 2022-09-28 10:22:35Update: 2022-09-28 10:56:06

韓国の死因1位 10~30代は「自殺」 40代以上は「がん」

Photo : KBS News

去年、韓国の死因の1位は、10代から30代が自殺、40代以降ではがんでした。
韓国では去年、1日に平均して36人以上が自らの命を絶ち、OECD=経済協力開発機構加盟国のうち最も自殺率が高いというこれまでの傾向があらためて確認されたかたちとなりました。
統計庁は27日、去年の死因に関する統計を発表しました。
これによりますと、去年の死者、合わせて31万7680人のうち、最も多かった死因はがんで、全体の26.0%を占めました。
これに続いて、心臓疾患(9.9%)、肺炎(7.2%)、脳血管疾患(7.1%)、自殺(4.2%)、糖尿病(2.8%)、アルツハイマー病(2.5%)の順となっていました。
年代別の死因を見てみますと、10代から30代までは自殺が最も多く、10代43.7%、20代56.8%、30代40.6%となっていました。40代以降で最も多い死因はがんで、40代が27.7%、50代35.4%、60代41.4%、70代34.7%、80歳以上は17.1%でした。
去年、自殺による死者は1万3352人で前の年より1.2%増え、1日平均で36.6人が亡くなりました。人口10万人当たりの自殺率は男性が35.9人で女性16.2人の2.2倍でした。
人口の年齢構造の差をなくした年齢標準化自殺率は、韓国は23.6人とOECDに加盟する38か国の平均11.1人の2倍を上回っていました。
自殺率が20人台の国は、韓国とリトアニア(20.3人)の2か国だけでした。
一方、去年、がんで亡くなった人は8万2688人で、前の年より0.6%増加しました。
10万人あたりの死者は、肺炎が36.8人で最も多く、肝臓がん(20.0人)、大腸がん(17.5人)、胃がん(14.1人)、すい臓がん(13.5人)の順となっていました。男性のがんによる死亡率は女性の1.6倍でした。

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