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政治

尹大統領 来韓中の米副大統領と会談

Write: 2022-09-29 15:23:39Update: 2022-09-29 15:31:31

尹大統領 来韓中の米副大統領と会談

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が29日に韓国入りしたアメリカのハリス副大統領と会談しました。 
 アメリカの副大統領が韓国を訪れたのは、2018年にペンス副大統領が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに出席するため韓国を訪れて以降およそ4年ぶりです。
 尹大統領は、29日午前、龍山(ヨンサン)の大統領室でハリス副大統領との会談に臨み、冒頭発言で、韓米同盟は韓半島を越えてグローバル同盟に発展していて、軍事同盟から経済技術同盟に拡大していると述べました。
これに対して、ハリス副大統領は、「70年間にわたる韓米同盟は韓半島やインド太平洋地域、そして全世界的な安保と繁栄の主軸になっている」と強調しました。
 その後非公開で行われた会談では、弾道ミサイルの相次ぐ発射などで韓半島の緊張を高めている北韓に共同でどう対応するか話し合ったとみられます。 
 またアメリカのインフレ抑制法の実施によって、韓国国内でEV=電気自動車を製造する韓国企業が不利益を被る問題についても議論したとみられます。
尹大統領はこのほどアメリカ・ニューヨークの国連総会に合わせてバイデン大統領と会った際、インフレ抑制法への懸念を伝えています。
韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理も日本訪問中、ハリス副大統領と会談し、この問題について議論しました。
アメリカ側は、「韓国の懸念を承知しており、解決策について協議していく」という立場を示しています。 
 ハリス副大統領は会談後、非武装地帯を訪れ、韓米の連合安全保障態勢を視察し、夕方帰国の途につきます。
ハリス副大統領の非武装地帯の訪問は、弾道ミサイルの発射に続いて、7回目の核実験を準備する動きがみられる北韓に対する断固とした対応のメッセージになると、韓国側は見ています。
ハリス副大統領が北韓に関して直接メッセージを発表する可能性もあります。

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