世宗(セジョン)市に大統領の第2執務室を建てるにあたり、行政中心複合都市建設庁が、およそ4600億ウォンの予算を計上していることがわかりました。
行政中心複合都市建設庁が国会国土交通委員会に提出した「2023年度予算案と基金運営計画」によりますと、大統領の第2執務室を世宗市に建設する費用として4593億ウォンが計上されているということです。
行政中心複合都市建設庁は、来年の上半期に設計に入り、2027年に完成するスケジュールにもとづいて、青瓦台ほどの規模の施設を建てることを前提に事業費を組んだとされます。
国土交通委員会所属の最大野党「共に民主党」の議員は、「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領権が青瓦台規模の執務室を建てる計画があるにもかかわらず、龍山(ヨンサン)への執務室の移転に多くの予算を費やした」として、来年度予算を綿密に監視する方針を示しました。