29日午前8時27分ごろ、忠清北道(チュンチョンブクト)槐山(クェサン)郡で、マグニチュード4.1の地震が発生しました。
震源の深さは12キロと推定されています。
忠清北道の内陸部で地震が発生するのは異例のことです。
この地震の前に、小さな揺れが3回ほど発生し、余震も10回以上発生しました。
地震の影響で、震源地の近くを走る列車2本の運行が一時停止し、忠清北道にある俗離山(ソンニサン)や月岳山(ウォラクサン)などの国立公園の散策路、35カ所の通行が制限されました。
政府によりますと、今回の地震による建物の被害は18件確認されていますが、人的被害はないとのことです。
忠清北道だけでなく、京畿道(キョンギド)や慶尚北道(キョンサンブクト)などでも揺れが観測され、29日午後までに全国から160件以上の通報が寄せられました。