作家、キム・ホヨンの小説「不便なコンビニ」の売り上げが、1巻と2巻をあわせて、100万部を超えました。
出版社によりますと、ことし4月に出版された第1巻はおよそ80万部、ことし8月に出た第2巻はおよそ20万部と、あわせて100万部が売れたということです。
2020年代になって韓国の小説で売り上げが100万部を超えたのは、これで3回目です。
小説「不便なコンビニ」は、ソウルのあるコンビニを舞台に、過酷な日々を生きる人々の暮らしを温かい目線で描いた作品です。
現在、タイや台湾、ベトナム、インドネシアで翻訳出版されており、日本や中国、ロシアなど8か国でも出版される予定です。
韓国では、来年の春にこの小説を原作とした演劇が上演されるほか、ドラマ化も進んでおり、来年ENAチャンネルで放送されるということです。