アメリカ・ロサンゼルス近郊のアジア系の住民が多く暮らす地区で現地時間の21日午後10時すぎ、銃の乱射があり、10人が死亡しました。韓国人が被害に遭ったという報告はありません。

アメリカメディアによりますと、ロサンゼルス近郊のモントレーパークで21日午後10時すぎ、数千人が参加して旧正月を祝うイベントが行われていた会場のダンスホールで銃乱射事件が起き、10人が死亡したほか、少なくとも10人が負傷しました。

男は逃走しましたが、現地の警察が、現場から50キロほど離れた場所で容疑者とみられる男が乗った車を発見し、事情を聞こうとした際、男は車内で銃を発射し自殺したということです。

モントレーパークは、人口およそ6万人で、アジア系の住民が大半を占めています。

警察は、憎悪犯罪＝ヘイトクライムの可能性を含めて、動機や背景、事件の状況などの調べを進めています。

ロサンゼルスの韓国総領事館によりますと、韓国人の被害の届け出は入っていないということです。