北韓の核の脅威が高まるなか、韓国では、韓国独自の核開発が必要と考えている人が7割を超えていることがわかりました。
SKグループの財団、崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)学術院が去年11月28日から12月16日にかけて、全国の成人男女1000人を対象に行ったアンケート調査によりますと、「韓国独自の核開発が必要か」という質問に対し、「必要」と答えた人は76.6%に上っています。
北韓の核に対する韓国の戦略については、回答者の61.6%が「わからない」と答えています。
さらに、「北韓の非核化は不可能」と答えた人は77.6%で、「北韓が7回目の核実験に踏み切ると思うか」という質問には、78.6%が「そう思う」と答えました。
「韓半島有事の際にアメリカが核抑止力を行使すると思うか」については、「そう思う」と答えた人が51.3%で、「そう思わない」の48.7%をやや上回っています。
「韓国、アメリカ、日本の3か国間の安全保障協力が可能と思うか」という質問については、「可能」と答えた人が71.9%に上っています。