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政治

去年 麻薬624キロ摘発 政府が総合対策

Write: 2023-02-02 15:48:35Update: 2023-02-02 15:59:26

去年 麻薬624キロ摘発 政府が総合対策

Photo : YONHAP News

去年、韓国で摘発された麻薬は、合計624キロ、額にして600億ウォン相当に上り、政府は、麻薬撲滅のための総合対策を打ち出しました。 
 
関税庁によりますと、去年の麻薬に関する摘発の件数は771件だったということです。
 
新型コロナの水際対策により、海外からの持ち込みが難しくなり、麻薬の流通ルートは、国際郵便などの非対面方式に変わっているということです。
 
ただ、最近は、海外旅行の再開にともない、麻薬の密輸が増えていて、持ち込む人、および使用する人ともに、20代と30代が中心で、外国人労働者も多いということです。
 
人口10万あたり、麻薬犯罪を犯した人の数が年間20人以下の場合、麻薬に対してクリーンな国とされていて、韓国では「麻薬清浄国」と呼んでいます。
 
関税庁の尹泰植(ユン・テシク)庁長は、「韓国は8年前に麻薬清浄国の地位を失い、いまや消費国となっている。ことしを麻薬との戦いの元年とする」として、総合対策を打ち出しました。
 
まず、主な税関に麻薬担当組織を設け、広域捜査システムを構築するほか、オンラインで行われる麻薬取引の取り締まりを強化するために担当要員を3倍に増やします。
 
また、麻薬摘発のための高性能な設備45台を追加で導入し、麻薬の取引に関して通報した人への報奨金も、最大で3億ウォンに引き上げる方針です。
 
さらに、海外の関税当局との合同の取り締まりを拡大し、捜査方法を高度化することで、麻薬清浄国の地位を取り戻したい考えです。

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