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国際

「中国の気球偵察活動は世界各地で数年前から」 ホワイトハウス

Write: 2023-02-09 11:12:28Update: 2023-02-09 11:16:34

「中国の気球偵察活動は世界各地で数年前から」 ホワイトハウス

Photo : YONHAP News

アメリカ本土を横断した中国の気球を今月4日、アメリカ軍が撃墜したことに関連して、ホワイトハウスは、中国が数年前から世界各地の上空で気球を飛行させ、大規模な偵察活動を行っているという認識を示しました。  
 
ホワイトハウスの報道官は、海外メディアとの記者会見で、「これまでに、南アメリカやアジア、ヨーロッパなどで中国の気球を確認していて、すべて偵察用の気球だった」と明らかにしました。
 
さらに、中国が数年前から気球を使った偵察を拡大させてきたと説明したうえで、自国の上空を中国の気球が飛行したことに気づいていない国もあると指摘しました。
 
KBSの記者が、韓国や北韓でも中国の気球が確認されたかと質問したところ、報道官は、「韓国など同盟国とは関連の情報を非公開で共有している」と答え、詳細については言及しませんでした。
 
ホワイトハウスが海外メディアを対象に会見を開いたのは異例のことで、中国が偵察用の気球を飛ばしたことを否定するなかで、アメリカは透明な情報公開を行っているとアピールするためのものとみられます。
 
アメリカ国防総省は、「これまでに、トランプ政権で3件、バイデン政権で2件の、合わせて5件の偵察用の気球を確認していて、いずれも中国が関心を持つと思われる場所の上空を飛行していた」と明らかにしました。
 
一方、アメリカ軍に撃墜された気球の残骸は、海上で回収され、現在、分析が行われています。
 
アメリカ軍は、気球の情報収集能力などを解明する方針です。

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