日本の新海誠監督のアニメーション映画「すずめの戸締まり」は、8日に韓国で封切られ、公開初日に興行成績ランキングで1位となりました。
韓国映画振興委員会が9日、発表した集計によりますと、「すずめの戸締まり」は、公開初日におよそ14万3000人あまりの観客を動員し、興行ランキングで1位となったということです。
この映画は、幼いころに震災を経験した女子高校生、鈴芽(すずめ)が、災いの元となる「扉」を閉じるため、日本各地を巡りながら冒険を繰り広げる映画です。
新海監督は、「君の名は。」では隕石、「天気の子」では大雨による水害、そして「すずめの戸締まり」では地震という自然災害を取り上げています。
8日の興行ランキングは、「すずめの戸締まり」のほかに、2位に「THE FIRST SLAM DUNK」、5位に「鬼滅の刃:上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」がランクされ、日本のアニメの人気を物語っています。
「すずめの戸締まり」はチケットの予約率も51.6%と1位となっています。