世界で最も権威のある国際映画祭のひとつ、カンヌ国際映画祭が16日(現地時間)、フランス南部のカンヌで開幕しました。
今回、最高賞の「パルム・ドール」を競うコンペティション部門では、合わせて21作が候補に選ばれました。
韓国映画はことし、コンペティション部門の候補にはノミネートされませんでしたが、合わせて7作が別の部門で招待されました。
ソン・ガンホ、イム・スジョン主演のキム・ジウン監督作「くもの巣」が非コンペティション部門、ソン・ジュンギ主演のキム・チャンフン監督作「ファラン」が「ある視点部門」に選ばれました。
また、カンヌ国際映画祭の常連でもある、ホン・サンス監督の「私たちの一日」は、監督週間のクロージング作品に選ばれました。
去年、韓国映画「ベイビー・ブローカー」で主演のソン・ガンホに主演男優賞をもたらした是枝裕和監督は、新作の「怪物」でコンペティション部門にノミネートされています。
そのほか、韓国作品ではありませんが、女性アイドルグループ、BLACKPINKのメンバー、ジェニーさんが俳優デビューを果たした、アメリカHBOのドラマ「ザ・アイドル」も非コンペティション部門に出品されています。
ジェニーさんは22日、試写会やレッドカーペットなど、カンヌ国際映画祭の公式日程をこなす予定です。