半導体産業の実績回復への期待が高まった影響などで、韓国企業が体感する景気の状況を示すBSI=景況判断指数は、今月、2021年4月以降では最も大きく上昇しました。
BSIは、企業が景気をどう見ているかを示す指数で、BSIが100以下の場合、否定的な見方の企業が多いことを意味します。
韓国銀行が24日にまとめたところによりますと、今月の全産業に対するBSIは、前の月に比べて4ポイント上昇して76となりました。この上昇幅は、2021年4月以降では最も大きいものです。
部門別では、製造業のBSIは、先月より3ポイント上がって73となり、非製造業は4ポイント上がって78となっています。
韓国銀行は、「半導体、自動車、鉄鋼など主力産業の業績回復への期待と、対面活動の再開による消費拡大などにより、BSIが上昇した」と説明しました。