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サイエンス

韓国KAISTの自律歩行ロボットが国際大会で優勝

Write: 2023-06-07 10:15:25Update: 2023-06-07 15:44:18

韓国KAISTの自律歩行ロボットが国際大会で優勝

Photo : YONHAP News

KAIST=韓国科学技術院が開発した自律歩行ロボットが、4足歩行ロボットの国際大会で優勝しました。 
 
KAISTは6日、ミョン・ヒョン教授の研究チームが、イギリス・ロンドンで開かれた国際大会で1位になったと発表しました。
 
世界最大のロボットとオートメーションに関する国際会議「ICRA」が主催したこの大会には、韓国を含め、アメリカ、香港、イタリア、フランスなどから11チームが参加しました。
 
予選は、縦20メートル、横10メートルの平らなコース、準決勝は15度の傾斜があるコース、決勝は全区間に三角形のブロックや箱などの障害物を追加したコースで行われました。
 
この大会は、区間別に10分間でコースを往復した回数をポイントに換算して競うもので、KAISTは予選で121点を獲得し、2位のアメリカのクレムソン大学とカーネギーメロン大学の43点に大きく差をつけました。
 
さらに、決勝では合計246点を獲得し、60点にとどまったアメリカのマサチューセッツ工科大学を大きく引き離して優勝しました。
 
KAISTの研究チームは、さまざまな環境での自律歩行に対応するため、カメラのほか、レーザーを使って距離を測定する3D-LiDARセンサー、慣性計測装置、関節センサーから得た情報をもとに歩行制御技術「ドリームウォーク(DreamWaQ)」を独自に開発したということです。
 
ミョン教授は、この技術について、「産業界での活用だけでなく、通信が制限される災害環境で任務を遂行するなど、韓国のロボット産業の競争力を高める意味で貢献するだろう」と語りました。

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