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経済

韓国株 MSCI先進国指数の候補にならず

Write: 2023-06-09 15:19:27Update: 2023-06-09 15:28:27

韓国株 MSCI先進国指数の候補にならず

世界の株式のベンチマークとして利用されているMSCI指数の格付けで、韓国株は、ことしも先進国指数の候補に採用されませんでした。 
 
MSCI指数は、アメリカのモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)が算出し、公表する株価指数で、全世界を対象に投資する大型ファンドの主な運用基準として利用されています。
 
先進国指数に採用されると、世界の機関投資家が韓国株を組み入れたファンドを運用するなど、韓国株の需要が高まるとされています。
 
モルガン・スタンレーは8日、先進国指数への格上げを検討する「観察対象国(ウオッチリスト)」に韓国株を含めず、引き続き新興国指数として据え置く方針を明らかにしました。
 
モルガン・スタンレーは、韓国株について、去年同様、海外からの投資を難しくしている外国人投資登録制度や情報公開などの点で、改善が必要だと指摘しています。
 
外国人投資登録制度は、外国人が韓国の上場企業の株式を売買する際、金融当局に個人情報などを事前に登録することを義務付けるもので、韓国政府はことし1月に廃止を決めていますが、実際に廃止されるのは12月になる見込みです。
 
韓国株は、1992年に新興国指数に編入され、2008年には先進国指数への格上げの観察対象国になったものの格上げされず、2014年以降は、観察対象からも外れています。

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