ニューヨークを訪れている尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、アメリカ訪問4日目の21日も各国首脳と個別に会談し、2030年万博の釜山(プサン)誘致への支持を呼びかけました。
尹大統領は21日、南米エクアドルのラソ大統領、カリブ海の島国、セントクリストファー・ネビスのドリュー首相、南米パラグアイのペニャ大統領、西アフリカ・シエラレオネのビオ大統領など、合わせて11か国の首脳と個別に会談し、2030年の万博の開催地を決めることし11月の最終投票で、釜山を支持するよう呼びかけました。
尹大統領がニューヨークで18日以降に首脳会談を行った国と地域は、39に上ります。
尹大統領は、引き続き諸外国の首脳との会談を行うとしています。
一方、尹大統領は現地時間の21日、ニューヨーク大学で開かれたAI=人工知能やデジタル化に関するフォーラムで演説し、「AIとデジタルの誤用や濫用が生み出すフェイクニュースの拡散を防げなければ、自由民主主義が脅かされる」と述べ、デジタル時代に見合った新しい規制が必要だという認識を示しました。