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政治

放送通信委員長が弾劾訴追を前に辞任

Write: 2023-12-01 14:42:26Update: 2023-12-01 14:42:54

放送通信委員長が弾劾訴追を前に辞任

Photo : YONHAP News

最大野党「共に民主党」が、放送通信委員会の李東官(イ・ドングァン)委員長の弾劾訴追案の採択に向けて動くなか、李委員長は1日、辞意を表明し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が辞表を受理しました。 
 
放送と通信に関する政策を主管する大統領直属の放送通信委員会の李委員長をめぐっては、「共に民主党」が1日の国会本会議で、弾劾訴追案の採決を強行する方針でした。
 
「共に民主党」は、▲放送通信委員会が、5人の定員のうち3人が空席となっている状態で、重要な案件を与党系の委員長と副委員長だけの賛成で議決したことは放送通信法に違反し、▲放送通信委員会がフェイクニュースの根絶を理由に放送局に報道の経緯に関する資料の提出を要求したことは、憲法上の言論の自由の侵害にあたると主張して、放送通信委員長の弾劾を求めていました。
 
「共に民主党」は、国会で過半数を占めていて、採決が行われれば、訴追案は可決される見通しでした。

弾劾訴追案が可決されれば、その是非について憲法裁判所の判断が出るまで、委員長の職務は停止となるため、放送通信委員会は副委員長のみの1人体制になり、事実上、業務が遂行できなくなります。
 
李氏は、これを懸念して辞任を決めたものとみられます。
 
李氏の辞意表明をうけて、「共に民主党」は、「弾劾を回避するための小細工だ」として、尹大統領に対して辞表を受理しないよう求めましたが、尹大統領は1日、李氏の辞表を受理し、弾劾訴追案は廃案となりました。
 
これにより、放送通信委員会は、案件の議決ができなくなったことから、尹大統領は後任の人事を急ぐものとみられます。

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