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政治

海兵隊員殉職の「特検法」否決 野党は再提出へ

Write: 2024-05-29 10:21:33Update: 2024-05-29 10:29:31

海兵隊員殉職の「特検法」否決 野党は再提出へ

Photo : YONHAP News

去年、海兵隊員が殉職した事故について、この問題に特化して任命された検察官が通常の検察から独立して捜査するための法案が否決されたことを受け、この法案の成立をめざす野党陣営は、次の国会で法案を再提出する方針です。 
 
海兵隊員の殉職をめぐる特別検察法案は、去年7月の水害で捜索・救出活動にあたった海兵隊員が殉職した経緯を調査していた軍の担当者に、大統領室と国防部が圧力をかけたとする疑惑を、通常の検察ではなく、特別検察官に捜査させる内容となっています。
 
この法案は、今月2日に開かれた国会の本会議で採決が行われ、与党の議員が欠席するなか、最大野党「共に民主党」を中心とする野党側の議員のみの賛成で可決しました。
 
しかし、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が拒否権を行使して法案は国会に差し戻され、28日に再議決が行われましたが、賛成が出席議員の3分の2に満たなかったため、否決となりました。

28日の再議決は、4年前の選挙で選ばれた議員による最後の本会議で行われました。
 
これを受け、「共に民主党」の院内代表は、「次の代の国会が始まると同時に、特別検察法案を改めて推進する」と強調しました。
 
「共に民主党」をはじめ、6つの野党は合同で、来月1日にソウル市内で大規模な集会を開き、法案を廃案に追い込んだ政府と与党を糾弾するとともに、法案の再提出に向けた世論の醸成にも拍車をかける方針です。
 
一方、与党「国民の力」は、海兵隊員の殉職をめぐる疑惑については、現在行われている捜査の結果を見守るべきだとする立場を崩していません。
 
国会でねじれの構図が続くなか、野党による法案の強行採決、それに対する大統領の拒否権行使、そして再議決での否決を経て廃案という、国会で法整備が進まないこれまでの状況が今後も続く見通しです。

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