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政治

ラムザイヤー氏「慰安婦=売春婦」論文 学術誌が発行を保留

Write: 2021-03-04 09:04:16Update: 2021-03-04 10:02:57

ラムザイヤー氏「慰安婦=売春婦」論文 学術誌が発行を保留

Photo : YONHAP News

アメリカ・ハーバード大学ロースクールのマーク・ラムザイヤー教授が、論文で、旧日本軍慰安婦は自発的な契約を結んだ売春婦だと主張したことめぐり、世界の学界では論文の内容に問題があるとして、撤回を求める声が出ているなか、ラムザイヤー教授の論文を今月掲載することを予定してた学術誌、IRLEは、今月号を発行しない方針を明らかにしました。
ラムザイヤー教授が旧日本軍慰安婦を自発的な契約を結んだ売春婦だと主張した論文に対し、学界から、論文の内容に問題があるとして、論文の撤回を求める声が出ていることを受け、IRLEは、ラムザイヤー教授の論文が載せられる予定であった3月号を、発行しない方針を明らかにしました。
しかし、IRLEは、ラムザイヤー教授に、今月末までに、学界の指摘に反論する文を書くよう求め、従来の論文と共にその反論内容を掲載する方針を示していて、論文の発行を撤回する計画はないことを示唆しました。
今回のIRLEの措置をめぐって、異例の措置と評価する声がある一方で、ラムザイヤー教授に、反論を準備するのに十分な時間を与える結果となったと批判する声や、論文に問題が多いということを認めたことになると指摘する声も上がっています。
ラムザイヤー教授の論文をめぐって、学界では、ラムザイヤー教授が主張した慰安婦の契約書が存在しないほか、この主張を裏付ける理論として取り上げた「ゲーム理論」にも誤りがあると批判が出ていて、各国の学者の間で、論文の撤回を求める署名活動が行われ、3月1日時点で2500人を超える学者が署名に参加しています。

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