新型コロナの感染拡大が続いて病床不足が心配されていることから、政府は10日、首都圏以外の地域に対しても、病床確保の行政命令を出しました。
首都圏以外では、蔚山(ウルサン)広域市の重症患者の病床稼働率が75%に達しているほか、大田(テジョン)広域市と忠清南道(チュンチョンナムド)の中等症病床の稼働率が、ここ2週間70%を超えています。
こうしたことから防疫当局は、10日、首都圏以外の医療機関に対して、新型コロナウイルス患者専用の治療病床を確保するよう、行政命令を出しました。
これで重症病床146病床を確保するということです。
また中等症の病床は、首都圏以外の総合病院の中で、コロナ専用の病床を備えていない病院を対象に、新たに1000病床を確保する方針です。