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清海部隊 新型コロナの感染者が247人に 帰国手続きへ

Write: 2021-07-19 14:46:53

Thumbnail : YONHAP News

アフリカ東部ソマリア沖のアデン湾に海賊対策のため派遣されている韓国海軍「清海(チョンへ)部隊」の駆逐艦 のなかで、新型コロナウイルスの集団感染が発生し、これまでに隊員247人が感染していることが確認されました。 
「清海部隊」の隊員は合わせて301人で、感染者数は全体の82%に上っています。
現地の病院で入院治療を受けている隊員は16人で、このうちの3人が集中治療室に入っていましたが、2人は回復し一般病棟に移ったということです。
合同参謀本部の関係者によりますと、医療スタッフの判断では、この3人は、軍の輸送機で韓国に搬送することができるほどの状態だと説明しました。
「清海部隊」の隊員全員を帰国させるため、18日午後、現地に向かった空軍の輸送機2機は、韓国時間の19日午後、現地入りし、20日夜には韓国に到着する見込みです。
国防部は帰国した隊員らを受け入れる専門医療機関や生活治療センター、隔離施設などを確保しているということです。
「清海部隊」での集団感染の規模は、去年2月に韓国軍で初めての感染者が確認されて以来、1つの部隊での感染としてはもっとも大きい規模です。
「清海部隊」は、韓国で兵士を対象とするワクチン接種が始まる前のことし2月に出航していて、隊員は全員ワクチンを接種していません。
そのうえ、感染が広がった初期には、結果が不正確な簡易検査キットしか配布されていなかったということです。
また寄港などで現地の人との接触が頻繁に行われたにもかかわらず、韓国軍当局は、国連や派兵国と連携した新型コロナワクチンの接種計画を立てていませんでした。

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