中央防疫対策本部によりますと、18日の新型コロナウイルスの感染者は、前の日より313人増えて、累計で2万9311人になりました。
新たな感染者313人のうち、国内での感染は245人で、残りの68人は海外からの入国者でした。 
新たな感染者が300人を上回ったのは、323人だったことし8月29日以来です。
新たな感染者が大幅に増えた背景として、首都圏での感染が増えたほか、20～30人台で推移していた海外からの感染者が70人近く確認されたことがあげられます。
地域別には、ソウル91人、京畿道（キョンギド）81人、仁川（インチョン）12人と首都圏だけで184人確認されました。
首都圏のここ１週間の１日平均の感染者数は111人です。
海外からの入国者のなかで、空港の検疫で感染が確認されたのは50人、残りの18人は地域で感染が確認されました。
保健当局によりますと、海外からの感染者は、7月25日以降もっとも多い数を記録していて、ここ最近感染者の数が増え続けているロシアやヨーロッパ、南米からの入国者の中から多数の感染が確認されたということです。
重症患者は67人、死者は2人増えて合わせて496人になりました。
保健当局は、感染が急速に増えている首都圏では19日から、感染防止対策の「社会的距離の確保措置」のレベルを5段階のうち下から2番目の1.5段階に引き上げることにしています。