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済州島南端の航空回廊 管制権を韓国に一本化

Write: 2021-01-12 11:40:08

Thumbnail : YONHAP News

韓国と日本、中国がそれぞれ航空管制を担当し、事故が懸念されていた済州島南端の空域を通る航空回廊(コリドー)について、管制権を段階的に韓国に一本化することになりました。 
この航空回廊は年間19万機以上の航空機が往来する空域で、韓国の飛行情報区ですが、東経124度線を境に、東側は日本が、西側は中国がそれぞれ管制を担当してきました。
しかし、各国の管制官同士の間で円滑なコミュニケーションが取れず、航空機の異常接近など事故が懸念されていました。
このため3か国は協議の末、ことし3月25日から段階的に管制権を韓国に一本化することにし、新たな航路も開設することで合意しました。
まず、航空機の往来が多く事故の危険性が高いとされる、日本が管制を担当していた空域を韓国に一元化します。
韓国がこの空域の管制を担うのは、日本に管制権を移管して以来37年ぶりとなります。
中国と日本を結ぶ空域については複線航路にし、6月からは中国から日本に向かう新たな航路が構築されます。
中国が管制を担当してきた空域は、韓国と中国の間で合意書を締結し、管制当局の間のホットラインを設置することにしました。
政府は新たな航路の運営に支障が出ないよう、韓中間の残りの協議を早急に終える方針です。

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