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第8回労働党党大会閉幕 金委員長「核抑止力強化に全力で取り組む」

Write: 2021-01-13 10:27:09

Thumbnail : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、第8回朝鮮労働党党大会の閉会に際し、軍事力の強化に対する意志を改めて示しました。
朝鮮中央通信によりますと、金委員長は12日、党大会の閉会に際して、「核戦争抑止力をより強化し、最強の軍事力を育てることに全力で取り組まなければならない」と述べたということです。
また、金委員長は「軍の精鋭化や強化に向けた事業に引き続き拍車をかけ、いかなる脅威と予期せぬ事態にも国家防衛の主体としての使命と役割を果たせるよう徹底して準備しなければならない」と強調しました。
今回の党大会は今月5日から12日までの8日間開催され、過去2番目に長い党大会となりました。
南北関係や米朝関係が冷え込んでいるなか、韓国とアメリカに対するメッセージはありませんでした。また新たな武器が公開されるか注目されていた軍事パレードに関連する報道もまだありません。
ただ、韓国の合同参謀本部が今月10日、北韓が党大会を記念する軍事パレードを行った可能性があるとし、動向を注視していると言及したことについて、金委員長の妹で南北問題を担当している金与正(キム・ヨジョン)副部長は論評を発表し、「南朝鮮の当局者が抱いている同族に対する敵対的な見方の現れだ」と批判したと、朝鮮中央通信が13日伝えました。
金副部長が、今回の談話を党中央委員会副部長の名義で発表したことで、今回の党大会でこれまで就いていた党の政治局員候補から外れ、中央委員にとどまったほか、党での職責も第1副部長から副部長に降格したことが明らかになりました。
しかし、韓国を批判する談話を金副部長本人の名義で発表したため、政治的な地位や役割は変わっていないものとみられます。

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