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板門店宣言から3年 文大統領「宣言は平和の道標」 対話再開を呼びかけ

Write: 2021-04-27 14:18:25

Thumbnail : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、南北首脳会談で「板門店宣言」が署名されてからちょうど3年となる27日、「板門店宣言は、誰も損ねることのできない平和の道しるべ」だとして、南北対話を再開したい考えを改めて示しました。 
文大統領は27日、大統領府青瓦台で開いた閣議で、「長い熟慮を終え、再び対話を始める時が近づいている。平和の時計の針を巻き戻す準備をすべきときだ」と話しました。
来月下旬に予定されているアメリカのバイデン大統領との初めての首脳会談をきっかけに、南北、米朝対話の再開への足掛かりを築き、韓半島平和プロセスを再び進めたいという考えを示したものと見られます。
文大統領は、「韓米首脳会談は、韓米同盟をさらに堅固にする一方、対北韓政策について、緊密に調整し、発展的に進む方向を定めるきかっけになるだろう。韓国政府は、アメリカ政府との協力にもとづいて、南北や米朝間でも対話と協力の糸口を見いだすことを望んでいる」と述べました。
また文大統領は、「南北首脳が8000万人のわが民族の前で板門店宣言を行ってもう3年となった。板門店の徒歩の橋の風景がいまでもまざまざと目に浮かぶが、ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談が物別れに終わって以来、こう着状態が続いていることは、非常に残念だ」と語りました。
その上で、「板門店宣言は、誰も損ねることができない平和の道しるべだ。どんな場合でも、板門店宣言で約束した平和の道を撤回することはできない」と強調しました。
また「いまも平和は未完成のままだ。板門店宣言にもとづいて不可逆的で、恒久的な平和へと進むべきだ」と話しました。

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