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絶滅危惧種トキ、42年ぶりに野生繁殖を確認 韓国

Write: 2021-04-29 13:06:49

Thumbnail : YONHAP News

絶滅危惧種に指定されているトキが、韓国で絶滅して以来、42年ぶりに、野生でのふ化が観測されました。
慶尚南道(キョンサンナムド)昌寧(チャンニョン)郡は、2019年に郡内に放したトキが産んだ卵2つから雛2羽が無事、ふ化したと明らかにしました。
昌寧郡は、2つの巣に監視カメラを設置して、雛たちが安全に育つようにモニタリングを行っています。
韓珵宇(ハン・ジョンウ)郡守は、「野生で初めて生まれたトキを上手く育てれられるよう、協力と応援をお願いしたい」と語っています。
トキは、捕獲や棲息地の環境破壊などによって、1979年にDMZ=非武装地帯で目撃されたのを最後に韓国では絶滅したとされています。
韓国政府は2008年、韓中首脳会談を機に、中国から4羽のトキの提供を受け、人工繁殖に取り組んできました。
これまで合わせて432羽の増殖に成功し、2019年から毎年40羽ずつ野生に放していて、環境部は来月6日にも、トキ40羽を追加で野生に放す予定です。

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