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韓・スペイン首脳会談 両国関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げ

Write: 2021-06-17 12:38:36

Thumbnail : YONHAP News

スペインを国賓訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日(現地時間)サンチェス首相と首脳会談を開き、両国関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げすることで一致しました。
両首脳はこの日、マドリードで開かれた首脳会談で両国の未来志向的な協力強化ビジョンを盛り込んだ戦略的パートナーシップに関する共同声明を採択しました。
両首脳はこれを機に、まず両国の貿易・投資をコロナ禍以前の水準に回復させることで共感し、とくに第3国の市場に向けた共同進出の拡大も模索することにしました。
また、未来の成長をけん引するグリーン分野とデジタル分野でも協力を強化することに合意し了解覚書(MOU)を締結しました。
スペインは再生可能エネルギーの割り合いが40%に達する低炭素産業大国で、太陽光や風力発電、電気自動車産業などでの協力が期待されます。
また、スペインは海外建設受注額で世界2位の建設大国であるため、建設・インフラ分野で中南米やアジアなどの市場に共同進出する方策が推進される見通しです。
両首脳はまた、コロナ禍以降の観光活性化のために、入国者に対して隔離措置を免除する協定を締結する方策も検討することにしました。
一方、文大統領は首脳会談後にスペイン上院を訪れ演説を行い、「スペインと韓国は包容と共生、連帯と協力で新たな挑戦にともに対応し、共同繁栄の未来を切り開くだろう」と語りました。
スペインを訪れた国賓は、上院で演説をするのが慣例となっていますが、文大統領は韓国の大統領として初めて演説を行いました。
ヨーロッパ3か国を歴訪した文大統領は、最後の訪問国のスペインでの日程を終えて、現地時間の17日、帰国する予定です。

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