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南北間の通信線が13か月ぶりに復旧 対話の再開に青信号

Write: 2021-07-27 12:14:49

Thumbnail : YONHAP News

北韓が去年6月に一方的に遮断した韓国との間の南北通信線が27日、およそ13か月ぶりに復旧し、南北が連絡を交わしました。 
大統領府青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は27日、会見を開き、「南北は27日午前10時をもって、これまで断絶していた通信線を復旧させ、やりとりをした」と明らかにしました。
朴秘書官は、「南北首脳はことし4月から、数回にわたって親書を交わし、南北関係の回復に向けて意思疎通してきた。断絶していた通信線の復旧を優先して行うことで合意した」と説明しました。
また「両首脳は、南北間の信頼を1日も早く回復し、関係を再び進展させていくことで一致した。今回の南北間の通信線の復旧が、南北関係の改善と発展に前向きに働くと期待する」と述べました。
北韓は去年6月9日、韓国の一部の脱北者団体が北韓の体制を批判するビラを北韓に向けて散布したことに反発し、板門店ルートをはじめ、東海と西海の通信線、首脳間のホットラインなど南北間のすべての通信線を一方的に遮断しました。
韓国政府は軍事会談を通じて、韓米合同軍事演習の日程の調整などを行うことで信頼構築について議論しようとしましたが、北韓が通信線の復旧を拒否していたため、議論そのものができなくなっていました。
今回の通信線の復旧で、今後南北間の対話の再開をはじめ、軍事会談開催の可能性も高まりました。
南北軍事会談は、軍事合意書の締結後の2018年10月26日に開催されて以来、途絶えたままです。

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