新型コロナウイルスの感染者が増え、1日の新たな感染者が1週間ぶりに再び2000人台となりました。
中央防疫対策本部によりますと、８日の新たな感染者は2050人が確認され、累計では26万5423人となりました。
新たな感染者2050人のうち、国内での感染は2014人、残りの36人は海外からの入国者でした。
地域別には、首都圏で73.3％にあたる1476人、首都圏以外の地域では26.7％にあたる538人でした。
首都圏の１日の新たな感染者は、韓国で新型コロナの感染者が初めて確認されてから、もっとも多い数でした。
死者は４人増えて2334人になり、致死率は0.88％になりました。
また重症患者は23人増えて387人になりました。
政府は、今月18日から始まる旧盆の秋夕（チュソク）連休を含めた今後4週間がヤマ場になるとみて、マスクの着用や私的な集まりを控えるなど、感染対策を徹底するよう呼びかけています。
一方、ワクチン接種率は、1回目の接種をした人が人口の61％、2回目の接種を終えた人が36.6％で、19日までに人口の70％に当たる3600万人への1回目の接種を終えるという政府の目標に近づいています。
このため政府はワクチン接種後の異常反応と関連して、医療費支援の対象範囲を拡大する方針です。
またワクチン供給については、ファイザー製ワクチン342万8000回分が8日午前、韓国に到着するほか、午後にはルーマニア政府との協力で確保したファイザー製ワクチン52万6000回分、モデルナ製ワクチン45万回分が韓国に到着する予定だということです。