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中国とロシアの軍用機、韓国防空識別圏に進入 政府が遺憾表明

Write: 2021-11-22 11:24:38

Thumbnail : YONHAP News

中国とロシアの軍用機が19日、韓国の防空識別圏に相次いで進入したことについて、韓国政府が遺憾の意を表明しました。 
合同参謀本部の関係者によりますと、中国とロシアの軍用機7機が19日午前、東部の独島(トクト)付近の韓国の防空識別圏に進入し、通過したということです。
また午後にもロシアの軍用機2機が進入し、通過しました。
進入した9機は、中国機の爆撃機2機、ロシアの爆撃機2機、戦闘機4機、早期警戒管制機1機で、それぞれ10分ほど韓国の防空識別圏の中を飛行しましたが、領空侵犯はなかったということです。
進入直後、中国はホットラインを使って韓国側に訓練中であることを通知してきましたが、韓国との間にホットラインが設置されていないロシアからの通知はありませんでした。
合同参謀本部は、今回の侵入について、中国とロシアが合同軍事演習をしたものとみています。
韓国政府は、この9機が進入する前から、戦闘機の「F-15K」と「KF-16」を投入し、偶発的な事態に備えたほか、実戦能力の向上を図るため、空中給油機「KC-330」1機を投入し、空中給油を行いました。
中国とロシアの軍用機は去年12月にも、合わせて19機が韓国の防空識別圏に一時進入しています。
外交部の当局者によりますと、中国の軍用機2機とロシアの軍用機7機が19日、韓国の防空識別圏に進入したことについて、中国側とロシア側に外交ルートを通じて遺憾の意を表明し、再発防止を求めたということです。

★2021年11月25日修正

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