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去年のPM2.5濃度 統計開始以来もっとも改善

Write: 2022-01-06 13:39:52

Thumbnail : YONHAP News

韓国の去年の大気中のPM2.5=微小粒子状物質の濃度は、統計を取り始めてからもっとも低かったことがわかりました。
韓国国内503地点の大気中のPM2.5濃度の去年の平均値は、1立方メートル当たり18マイクログラムであることがわかり、統計を取り始めた2008年以来もっとも低くなりました。
これは、PM2.5濃度がもっとも高かった2015年に比べて30.8%低いものです。
韓国では、PM2.5による大気汚染のレベルを、「良い」、「通常」、「悪い」、「非常に悪い」の4段階に分けて表示していますが、去年は1日の平均濃度が1立方メートル当たり15マイクログラム以下の「良い」だった日数が全国で183日と、2015年に比べておよそ2倍に増えました。
これに対して、「悪い」や「非常に悪い」だった日数は、63%減りました。
産業・輸送部門の活動量がここ3年間で増えたにもかかわらず、PM2.5濃度が低下したのは、韓国に大きな影響を及ぼす中国のPM2.5濃度が低くなったことが第一の要因として挙げられます。
そして韓国でも、826の大規模工場からの大気汚染物質の排出量が、去年はおととしに比べておよそ5%減りました。
また石炭火力発電所4か所が去年、閉鎖されました。
さらに老朽化したディーゼル自動車の早期廃車も進められ、一方で電気自動車や燃料電池車が増えました。
環境部は、「国の政策の効果と国民の協力のおかげだ」と話しています。

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