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国防部 「北韓のミサイル、極超音速ではない」

Write: 2022-01-10 11:43:20

Thumbnail : YONHAP News

韓国軍当局は、北韓が5日に発射したミサイルを「極超音速ミサイルではなく、一般的な弾道ミサイルとみられる」と発表しました。
国防部は7日に配布した資料で、北韓が5日に発射実験を行った弾道ミサイルをめぐり、北韓側が主張する「極超音速ミサイル」は性能が誇張されたもので、一般的な弾道ミサイルとみられるという見方を示しました。
国防部の関係者は、北韓が発射実験したミサイルが極超音速ミサイル基準の速度マッハ5を超えたにもかかわらず、極超音速技術に到達していないと判断した根拠について、「射程500キロメートル以上の弾道ミサイルの速度はすべてマッハ5を超えており、速度だけを基準にすれば既存の弾道弾のうちかなりの数が極超音速ミサイルになる。韓国で開発した射程800キロメートルの地対地弾道ミサイル『玄武2C』も最大速度がマッハ9だが、『極超音速』とは呼ばない」と説明しました。
韓国軍は、ミサイルの形状や軌跡などから「極超音速ミサイル」ではなく、技術的に改良された弾道ミサイルを実験発射したものとみています。
今回のミサイルが韓国のミサイル迎撃システムを回避できるという懸念については、「分析した結果、北韓の発表とは異なるというのが総合的な評価」と述べ、迎撃は可能という見方を示しました。
北韓メディアは、今回発射したミサイルを「極超音速ミサイル」とし、「700キロ先の標的に誤差なく命中した」などと報じましたが、これに正面から反論した形です。

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