中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は2日午前0時までに新たに2万84人が確認され、累計で1729万5733人になりました。 
新たな感染者数が3万人を下回ったのは2月4日以来87日ぶりです。
重症患者は32人減って461人となり、3日連続で400人台となっています。
亡くなった人は83人増えて累計で2万2958人となり、致死率は0.13％となっています。
韓国では2日から屋外でのマスク着用義務が廃止されました。
感染者数の減少が続いているうえ、防疫状況も安定していることから、着用は個人の判断に任せるということです。
ただ、屋内では引き続き着用が必要なほか、屋外でも50人以上が集まる集会やスポーツ競技の観戦、公演など飛沫（ひまつ）が多く生成される場所では、引き続き、着用が義務付けられます。
また、発熱や咳など感染が疑われる症状がある人や、重症化のリスクが高い高齢者層や慢性呼吸器疾患者、それに遊園地など50席以上の座席がある不特定多数が利用する施設ではマスク着用を勧告するとしています。
大韓医師協会は2日、「マスク着用義務が緩和されたからといって、感染に対する警戒心まで緩めてはならない。できるだけ物理的な距離を確保し、重症化のリスクが高い人は必ずマスクを着用してほしい」と呼びかけました。