メニューへ 本文へ
Go Top

北韓、発熱患者27万人 平壌市内の薬局に軍医官を投入

Write: 2022-05-17 11:02:18

Thumbnail : KBS News

北韓で新型コロナウイルスの感染者とみられる発熱患者が新たに27万人近く発生したと、朝鮮中央通信が報じました。
朝鮮中央通信によりますと、北韓では、15日の午後6時から16日午後6時までに全国で26万9510人の発熱患者が発生し、6人が死亡しました。
北韓は、これまでに合わせて56人が死亡したと明らかにしていますが、検査設備や医療体制が不足している点を考慮すれば、実際の死亡者はそれよりも多いものと予想されます。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、北韓人民軍の衛生部隊が平壌(ピョンヤン)市内の医薬品供給に投入されました。
朝鮮中央通信によりますと、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の特別命令により、人民軍の軍医官が平壌市内すべての薬局に緊急投入され、24時間体制で薬品の輸送や供給を行っています。
金委員長は15日、政治局協議会を開き、新型コロナ関連に医薬品が適時に流通されていないことに不満を示し、人民軍の投入を命じたということです。
また、北韓は中国と医療支援をめぐって協議を行っていて、すでに先月末から中国各地で解熱剤など、医薬品の購入を行っていたということです。これによって分かるのは、北韓が新型コロナの感染拡大を初めて公表した今月12日よりずっと前から感染が拡大していたという事実です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >