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尹大統領、北韓のミサイル発射を強く糾弾

Write: 2022-05-25 14:57:42

Thumbnail : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、北韓がICBM=大陸間弾道ミサイルと見られるミサイルを発射したことについて、重大な挑発だとして強く糾弾しました。
尹大統領は25日午前、北韓の弾道ミサイル発射を受けて直ちにNSC=国家安全保障会議の全体会議を開き、ミサイル発射と関連した動向と準備態勢に関する報告を受け、対応策を協議しました。
大統領室によりますと、会議では「北韓のミサイル発射は、国連安保理の決議に違反し、韓半島と北東アジアの緊張を高めるとともに、国際平和の脅威となる重大な挑発であるとみなし、これを強く糾弾する」としたうえで、「北韓の挑発が、韓米首脳会談後にバイデン大統領がアメリカに到着する前に行われたことに注目した」ということです。
また尹大統領は「安全保障においては一寸の隙もないように常時準備態勢を維持し、韓米首脳間で合意された拡大抑止の実行力と韓米連合防衛態勢の強化など、実質的な措置を履行していくよう指示した」ということです。
今月10日の尹政権発足後、大統領が主宰してNSC会議を開いたのはこれが初めてです。
政府は、北韓のICBM発射は、韓半島と北東アジアの緊張を高める行為だとして糾弾する声明を発表しましたが、NSC後に、政府が公式の声明を発表したのは異例のことです。
これについて大統領室の関係者は、大統領の判断で行ったと説明しました。
一方、外交部の金健(キム・ゴン)韓半島平和交渉本部長は25日午前、アメリカと日本の北韓担当首席代表と相次いで電話会談し、北韓の弾道ミサイル発射に遺憾の意を表明しました。
外交消息筋によりますと、金本部長はこの日、北韓の弾道ミサイル発射直後にアメリカ国務省のソン・キム北韓担当特別代表と電話会談を行いました。
双方は、国際社会の相次ぐ警告にも関わらず、北韓が弾道ミサイルを発射したことについて遺憾の意を表明するとともに、関連の対応に向けて国際社会と協力していくという従来の立場を改めて確認したということです。
金本部長はまた、日本の船越健裕アジア大洋州局長とも電話会談しました。この中では、北韓のミサイル発射がバイデン大統領による韓国と日本の歴訪直後に行われたため、韓米首脳会談と日米首脳会談を意識した武力挑発であるとみて、関連の対応策について話し合ったものとみられます。

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