メニューへ 本文へ
Go Top

4年9か月ぶりに韓日米首脳会談 「北韓問題で連携強化」

Write: 2022-06-30 07:55:48

Thumbnail : YONHAP News

NATO=北大西洋条約機構の首脳会議に合わせて現地時間の29日、韓国、日本、アメリカの3か国による首脳会談が4年9か月ぶりに開かれました。 
会談で尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は「北韓の核やミサイルの脅威が高度化し、国際情勢への不安が高まるなか、韓日米3か国の連携の重要性はますます大きくなっている。今回の首脳会談は、域内だけでなく、世界の懸案を解決するために3か国が連携を強化するという意志を示すものだ」と話しました。
また「この会談をきっかけに、3か国の連携が、世界の平和と安定に向けた重要な軸と位置付けられることを期待する」と述べました。
アメリカのバイデン大統領も、「3か国の連携は、われわれの共通の目標を達成するうえで非常に重要だ。共通の目標には、韓半島の完全な非核化と、自由で開放されたインド太平洋地域も含まれる」と述べました。
また「北韓の相次ぐ挑発、弾道ミサイルの発射などを抑止するためには、より多くの協力が必要だ。NATOは初めて韓国、日本、ニュージーランド、オーストラリアの4か国を招いた。この4か国の首脳はいずれもロシアとウクライナの戦争を考慮すると、さらに強い連携が必要だという認識で一致している」と話しました。
日本の岸田首相は、「北韓のさらなる挑発への懸念が深まるなか、韓日米3か国の連携強化は欠かせない。今回、韓日米3か国による首脳会談が開かれたことは非常に時宜にかなうものだ」と評価しました。
また「北韓の弾道ミサイルの発射に対する3か国の連携を強化する。北韓の核実験が行われた場合も、3か国がともに対応する」と話しました。
さらに岸田首相は、韓米同盟の抑止力の強化に向けた日本の防衛力の強化や、日本人拉致問題解決に向けた努力への尹大統領の支持を呼びかけました。
大統領室によりますと、3か国は北韓の核やミサイル開発プログラムの進展が韓半島だけでなく、東アジア、ひいては国際社会に深刻な脅威となるという認識で一致し、アメリカの拡大抑止の公約の強化や、3か国間の安全保障での協力の強化に向けて緊密に協議していくことにしたということです。
尹大統領はなかでも、北韓の核問題は3か国いずれにとっても、対応が急がれる課題だということを強調し、北韓の挑発に原則にもとづいて厳しく対応するほか、北韓が対話のテーブルに戻るよう、3か国が緊密に連携していくことを提案したということです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >