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北のミサイルで国連安保理緊急会合 中・ロは拒否権行使

Write: 2022-11-22 11:36:31

Thumbnail : YONHAP News

北韓がICBM=大陸間弾道ミサイルを発射したことを受けて、北韓への制裁の強化を話し合うため、国連安全保障理事会の緊急会合が開かれました。ただ、今回も中国とロシアはアメリカ責任論を主張し、北韓に対する制裁強化に反対したため、安保理は一致した対応をとることができませんでした。 
 
国連安全保障理事会は21日(現地時間)、18日の北韓によるICBM「火星(ファソン)17型」の発射を受けて、緊急会合を開きました。
 
アメリカは、北韓がICBM8発を含め、ことしに入って63発の弾道ミサイルを発射したとして、強く糾弾しました。また、北韓に対する制裁を強化する安保理決議案に拒否権を行使した中国とロシアを批判し、決議案の代わりに議長声明を採択することを求めました。
 
しかし、中国は、問題を対話で解決する道は、アメリカの軍事演習の中断と対北韓制裁の緩和だけだとして、アメリカに責任があると主張しました。
 
ロシアもまた、北韓の挑発は、アメリカとその同盟国による軍事行動の結果だとして、西側諸国が、北韓の「アメリカの敵対行為を止めてほしい」という要求を無視したと主張しました。
 
今回の会合でも一致した対応をとることはできませんでしたが、韓日米を含む14か国の大使らは会合後、北韓のミサイル発射による挑発を糾弾し、非核化を求める共同声明を発表しました。

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